POSVLの概要

ライセンスの目的

  • POSVLは、ソフトウェアが正式にオープンソース1として公開される前に、技術的および法的な適合性を検証するためのライセンスです。
  • 検証期間後に後継ライセンスを設定することで、ソフトウェアが将来的にオープンソースとして公開されることを保証し、協力して技術的および法的な適合性を確認します2

ライセンスの使い方

  • 検証期間と後継ライセンスの設定: ソフトウェア利用時には、まず検証期間を設定し、その期間中に技術的および法的な適合性を確認します。また、検証が完了した後に適用する後継オープンソースライセンスも、事前に指定する必要があります。

    1. 検証期間: 検証期間内は、ソフトウェアの利用は非商業目的に限定されます。非商業的な教育目的での再配布は許可されますが、その際にはPOSVLの条件を明示する必要があります。検証期間の延長が必要な場合は、双方の合意が必要です。

      • 記入箇所: 検証期間の終了日は「年 / 月 / 日」の形式で記入します。この日までに検証が完了しない場合、合意により期間を延長できます。
    2. 後継ライセンス: 検証が完了すると、ソフトウェアは指定された後継ライセンスの下で公開され、正式にオープンソースとして利用可能になります。

      • 記入箇所: 検証完了後に適用されるオープンソースライセンスの名称を指定します。このステップにより、ユーザーとライセンサーの双方が、将来のライセンス条件を明確に理解できるようになります。
  • 修正時の権利譲渡: ソフトウェアを修正した場合、その修正内容の権利は、著作権者に非撤回でライセンスされます。



注釈1: Open Source Initiativeによるオープンソースの定義

注釈2: ライセンスが設定されていないソフトウェアは、ダウンロードや利用が許可されず、違法となる可能性があります。POSVLは、オープンソースライセンスを適用する意思を明確にします。